店長ブログ (100件)

日曜日いかがお過ごしでしょうか?

2025年08月31日(日)19時
皆さんこんばんは!!!
ブログをご覧いただきありがとうございます!!
スタッフDです !!

今日も暑いですね、、、
日曜日の夜いかがお過ごしでしょうか?

さて本日は
なぜ僕が当店に入社したのか
書かせて頂けたらと思います。
昨日の続きは
また後日書かせて頂こうと思います。

まず僕は
キャバクラのボーイとして
1年半ほど働いておりました。
「そこで得た経験を生かせる仕事
かつボーイ以外の仕事をしたい!!」
と思い応募したのが主なきっかけです。

面接当日はとても緊張していました。

「怖い人が面接官だったらどうしよう」
「未経験だもほんとに大丈夫なのだろうか」
夜職の経験があるとはいえ、
とても不安でした。

いざ面接場所に到着すると、
面接官の方が出迎えて下さり、
面接が始まりました。
後から知ったのですが、
社長だったらしいです(笑)

とても優しい方で、
面接前不安に思っていたこととは真逆でした。

採用を頂き、
「うちに来てほしい」
とのお言葉を頂き、
僕の心は決まりました(笑)
未経験の僕にそう言っていただけたことが
決め手になったのと、
とてもうれしかったのです。

昨日も書かせて頂いた通り、
入社して素敵な上司たちと仕事ができ、
良かったと思ってます。

今日のところはこれくらいにして
次回昨日の続きを書かせて頂けたらと思います。

それではいい日曜日
(もうすぐ終わりますが(笑))
をお過ごしください
皆さんこんばんは!!! ブログをご覧いただきありがとうございます!! スタッフDです!! 今日も暑いですね、、、 日曜日の夜いかがお過ごしでしょうか? さて本日は なぜ僕が当店に入社したのか 書かせて頂けたらと思います。 昨日の続きは また後日書かせて頂こうと思います。 まず僕は キャバクラのボーイとして 1年半ほど働いておりました。 「そこで得た経験を生かせる仕事 かつボーイ以外の仕事をしたい!!」 と思い応募したのが主なきっかけです。 面接当日はとても緊張していました。 「怖い人が面接官だったらどうしよう」 「未経験だもほんとに大丈夫なのだろうか」 夜職の経験があるとはいえ、 とても不安でした。 いざ面接場所に到着すると、 面接官の方が出迎えて下さり、 面接が始まりました。 後から知ったのですが、 社長だったらしいです(笑) とても優しい方で、 面接前不安に思っていたこととは真逆でした。 採用を頂き、 「うちに来てほしい」 とのお言葉を頂き、 僕の心は決まりました(笑) 未経験の僕にそう言っていただけたことが 決め手になったのと、 とてもうれしかったのです。 昨日も書かせて頂いた通り、 入社して素敵な上司たちと仕事ができ、 良かったと思ってます。 今日のところはこれくらいにして 次回昨日の続きを書かせて頂けたらと思います。 それではいい日曜日 (もうすぐ終わりますが(笑)) をお過ごしください

皆様こんにちは!!

2025年08月30日(土)15時
当店HPご覧の皆様こんにちは!!
ブログを読んでいただきありがとうございます!!!
スタッフDです!!

今日はめちゃくちゃ暑いですね、、、
ちらっと聞いた話ですが、
39℃まで上がるらしいです、、、
熱中症にはくれぐれもお気をつけて
お過ごしくださいm(__)m

昨日は僕の大好きな
埼玉西武ライオンズに所属していた、
松坂大輔投手の引退試合の写真を
使わせて頂きましたが、
今日は我が家のかわいい子たちを
使わせて頂こうと思います(笑)

ではでは昨日の続き入社初日編
を書かせて頂きたいと思います。👏👏👏
なんのこと??と思った方は
昨日のブログを読んでいただけたらと思います。

昨日も書かせていただきましたが、
僕は業界未経験、
遊んだこともあまりなく入社したので、
勝手なイメージがありました。

「怖い人がいたらどうしよう、、、」
「暴力的な人がいたらどうしよう、、、」
「未経験でやっていけるのだろうか、、、」
等々とにかく通勤途中は
不安でいっぱいでした。

初日の僕の課題は
「とにかく会った人全員にあいさつすること」
会った人全員に挨拶をし、
会話も多少あったのですが、
とても優しい人たちで
「入社できてよかったな」
「この人たちとならやっていける気がする!」
「この人たちと一緒に仕事がしたい!!」
そう思えた初日でした。

結論、入社してよかったですし、
とても楽しくお仕事させて頂いてます!
出勤途中思っていた世界とは真逆でした(笑)

今回はここらへんにして、
次回は実際業務して思ったことを
書かせて頂けたらと思います。

皆様良い土曜日をお過ごしくださいm(__)m
当店HPご覧の皆様こんにちは!! ブログを読んでいただきありがとうございます!!! スタッフDです!! 今日はめちゃくちゃ暑いですね、、、 ちらっと聞いた話ですが、 39℃まで上がるらしいです、、、 熱中症にはくれぐれもお気をつけて お過ごしくださいm(__)m 昨日は僕の大好きな 埼玉西武ライオンズに所属していた、 松坂大輔投手の引退試合の写真を 使わせて頂きましたが、 今日は我が家のかわいい子たちを 使わせて頂こうと思います(笑) ではでは昨日の続き入社初日編 を書かせて頂きたいと思います。👏👏👏 なんのこと??と思った方は 昨日のブログを読んでいただけたらと思います。 昨日も書かせていただきましたが、 僕は業界未経験、 遊んだこともあまりなく入社したので、 勝手なイメージがありました。 「怖い人がいたらどうしよう、、、」 「暴力的な人がいたらどうしよう、、、」 「未経験でやっていけるのだろうか、、、」 等々とにかく通勤途中は 不安でいっぱいでした。 初日の僕の課題は 「とにかく会った人全員にあいさつすること」 会った人全員に挨拶をし、 会話も多少あったのですが、 とても優しい人たちで 「入社できてよかったな」 「この人たちとならやっていける気がする!」 「この人たちと一緒に仕事がしたい!!」 そう思えた初日でした。 結論、入社してよかったですし、 とても楽しくお仕事させて頂いてます! 出勤途中思っていた世界とは真逆でした(笑) 今回はここらへんにして、 次回は実際業務して思ったことを 書かせて頂けたらと思います。 皆様良い土曜日をお過ごしくださいm(__)m

初めまして!!!

2025年08月29日(金)18時
当店のHPご覧の皆様こんばんは!そして初めまして!!
今月半ばに入社しましたスタッフDと申します!!

かわいいものと野球が大好きな20代半ば男子です!!

自己紹介はここら辺にしておきまして、
今回は風俗業界未経験かつ遊んだこともあまりない
ちょーーーーー純粋な僕が入社して
思ったことを何点か皆様にお話しできたらと思います。

別の場所で面接していただいたのと
春日部に足を踏み入れたこともなかったので、
どんな場所なのか、どんな先輩方なのか等
何もわかりませんでした。
昔から大きな行事の前日は
夜から鼻血がとまらなくなるくらい
緊張するタイプの人間なのですが、
特に何もなく眠りにつけました(笑)

いざ当日電車に乗り春日部で降り出勤すると
出てきたのはとても優しそうな方でした。
怖い人がいたらどうしよう、、、、正直そう思ってました。
そんな心配が無駄だったくらい優しい方でした。
いざお仕事をしてみるとデリヘルのスタッフってこんな感じなんだあと
思うことがたくさんありました。

それはまた次回のお楽しみと言う事で、、、!!
では皆さん良い週末をお過ごしください。

「名前の呼び間違い」

2025年08月28日(木)17時
午後の事務所。
仕事を終えて戻ってきた女の子が、待機所から精算のために事務所に顔を出した。

「お疲れさまでした」

ゆる助は笑顔で迎え、机の上で金額を確認しながら手渡しの準備をする。

「今日もお疲れさまでした、……あれ?」
声に詰まったゆる助は、思わずメモを見直す。
ついさっきまで別の子の精算をしていたせいで、名前を呼び間違えそうになったのだ。

女の子はすかさず笑顔でツッコミを入れる。
「えー、私そんな名前でしたっけ?」
「す、すみません!完全に頭の中で混線しておりました」

耳を赤くしながら深々と頭を下げるゆる助。

「まあまあ、いいですよ。そうやって間違えられると逆に愛着わきますし」
「そ、そうなんですか? ……なら、次は間違えないようにもっと気をつけますね」

女の子は受け取った後、にこっと笑って付け足した。
「でも、ゆる助さんに間違われたらあんまり嫌な気はしないんですよね」
「……そう言っていただけると、本当に救われます」

やり取りを横で聞いていた先輩スタッフが笑いながら一言。

「お前は“間違えても怒られない”特殊スキル持ってるな」
「いや…それはありがたいことですが、できればスキルに頼らない方向で努力します」

その真面目な返しにまた笑いが広がり、事務所はほんのり柔らかな空気に包まれた。

 
午後の事務所。 仕事を終えて戻ってきた女の子が、待機所から精算のために事務所に顔を出した。 「お疲れさまでした」 ゆる助は笑顔で迎え、机の上で金額を確認しながら手渡しの準備をする。 「今日もお疲れさまでした、……あれ?」 声に詰まったゆる助は、思わずメモを見直す。 ついさっきまで別の子の精算をしていたせいで、名前を呼び間違えそうになったのだ。 女の子はすかさず笑顔でツッコミを入れる。 「えー、私そんな名前でしたっけ?」 「す、すみません!完全に頭の中で混線しておりました」 耳を赤くしながら深々と頭を下げるゆる助。 「まあまあ、いいですよ。そうやって間違えられると逆に愛着わきますし」 「そ、そうなんですか?……なら、次は間違えないようにもっと気をつけますね」 女の子は受け取った後、にこっと笑って付け足した。 「でも、ゆる助さんに間違われたらあんまり嫌な気はしないんですよね」 「……そう言っていただけると、本当に救われます」 やり取りを横で聞いていた先輩スタッフが笑いながら一言。 「お前は“間違えても怒られない”特殊スキル持ってるな」 「いや…それはありがたいことですが、できればスキルに頼らない方向で努力します」 その真面目な返しにまた笑いが広がり、事務所はほんのり柔らかな空気に包まれた。  

「ちょっとした世間話」

2025年08月27日(水)17時
「ちょっとした世間話」

夕方の事務所。
電話が鳴り、ゆる助が受話器を取る。
「はい、○○店でございます。…はい、△△ホテルですね。お時間は19時で承りました」
いつものように落ち着いた声で、予約をスムーズに進めていく。

すべて確認を終えたところで、お客様がふいに笑いながら言った。
「電話の声が落ち着いてて、アナウンサーみたいだね」

「えっ、そ、そうでしょうか。そんな大したものではないですよ」
耳が少し赤くなるのを隠すように、メモ用紙を整えるゆる助。

「いや、こっちがちょっと緊張してたけど、声聞いてたら安心したよ」
「そう言っていただけると光栄です。電話だけでも安心感を持っていただけたなら、今日一日の疲れも報われますね」

お客様がクスッと笑う。
「ほんと真面目だね。次電話したときもお願いね」
「ありがとうございます。はい、次回もぜひ安心してお電話ください」

通話を切ったあと、横でやり取りを聞いていた先輩がにやにやしながら言う。
「お前、ほんまに“声で接客する男”やな」
「いや…そんな格好いいものじゃないです。僕はただ…ちゃんと伝えようとしてるだけで…」
照れながらも真面目に返すゆる助に、先輩は笑い、事務所全体が少し温かい空気に包まれた。
「ちょっとした世間話」 夕方の事務所。 電話が鳴り、ゆる助が受話器を取る。 「はい、○○店でございます。…はい、△△ホテルですね。お時間は19時で承りました」 いつものように落ち着いた声で、予約をスムーズに進めていく。 すべて確認を終えたところで、お客様がふいに笑いながら言った。 「電話の声が落ち着いてて、アナウンサーみたいだね」 「えっ、そ、そうでしょうか。そんな大したものではないですよ」 耳が少し赤くなるのを隠すように、メモ用紙を整えるゆる助。 「いや、こっちがちょっと緊張してたけど、声聞いてたら安心したよ」 「そう言っていただけると光栄です。電話だけでも安心感を持っていただけたなら、今日一日の疲れも報われますね」 お客様がクスッと笑う。 「ほんと真面目だね。次電話したときもお願いね」 「ありがとうございます。はい、次回もぜひ安心してお電話ください」 通話を切ったあと、横でやり取りを聞いていた先輩がにやにやしながら言う。 「お前、ほんまに“声で接客する男”やな」 「いや…そんな格好いいものじゃないです。僕はただ…ちゃんと伝えようとしてるだけで…」 照れながらも真面目に返すゆる助に、先輩は笑い、事務所全体が少し温かい空気に包まれた。

「おやつの分けっこ」

2025年08月26日(火)16時
午後の事務所。
電話対応と入力作業がひと段落し、ちょっと落ち着いた時間が流れていた。
ゆる助は背筋を伸ばして小さく伸びをすると、引き出しから自分用に買っておいたビスケットを取り出した。

「よし、糖分補給ですね」
ひとりごとを小声でつぶやきながら袋を開ける。
その瞬間、カランと机の上にビスケットが一枚転がり、先輩スタッフの書類の上にコロンと乗った。

先輩がちらりと顔を上げて、「……お、差し入れか?」とニヤリ。
「あっ、す、すみません! すぐに拭きますね」
慌てて拾い上げようとするゆる助に、先輩は首を振った。
「いや、このままもらっとくわ。頑張ったご褒美ってことで」

さらにもう一人のスタッフが「ずるい!俺も欲しい」と声を上げ、気づけば袋の中をみんなで覗き込んでいた。
ゆる助は少し困ったように笑いながら、「じゃあ、分けますね」と一人一人に手渡していく。

「ゆる助のおやつタイム、事務所全員に公開されるんやな」
「……まあ、結果的にそうなりましたね」
照れ笑いしながら頭をかくゆる助。

そのあとの作業は、不思議と軽やかだった。
甘いビスケットの味よりも、なんとなく温かい空気が事務所全体を満たしていたからだ。

フューチャー・トゥ・ザ・バック:第4話「消えたエプロン」

2025年08月25日(月)20時
スーパーの休憩室。
油まみれのパンツ姿で寝落ちしていたマー・ティンが、目を覚ます。

マー・ティン:「……エプロンが、ねぇ!!」
ドグ:「ティンちゃん、洗濯機にも入ってないよー!」
コメカミ:「エプロンは戦士の鎧。それを失うとは大失態でござる!」

店長が入ってくる。
店長:「おいティン!エプロンどこやった!今日のシフト、裸エプロン禁止だからな!」
マー・ティン:「いや、裸ですらないんですけど!?」

魚売り場のパートさんが耳打ちする。
パート:「さっき、惣菜コーナーの冷蔵庫に“歩いて入るエプロン”を見たのよ」
マー・ティン:「歩いて……入る?」
コメカミ:「妖怪・布きれ徘徊……新手の敵でござるか」
ドグ:「おばけかなぁ?」

冷蔵庫を開けた瞬間――
マー・ティンのエプロンが、勝手に動いて飛び出してきた!

エプロン:「……未来に帰らねばならぬ……」
マー・ティン:「しゃべったーー!?しかも渋い声!!」

どうやら、未来マー・ティンの“飲みすぎたビール”のせいで、エプロンにタイムパワーが染み込み、擬人化してしまったらしい。

惣菜売り場 → 鮮魚コーナー → 精肉売り場と、逃げるエプロンを追うマー・ティン。
周囲の客は騒然。

子供:「ママー!エプロンが走ってるー!」
母親:「見ちゃダメ!」

マー・ティン:「待てエプロン!俺なしで未来に行く気か!?」
エプロン:「……お前にはパンツがあるだろう……」

惣菜コーナーのフライヤー前で、ついに追い詰める。
マー・ティン:「戻ってこい!お前がいないと、俺、クレームすら受けられないんだ!」
エプロン:「……未来を変えるのは、お前自身だ」

そう言い残し、エプロンはタイムスリップの光に包まれて消えてしまった。

パンツ一丁のまま、呆然と立ち尽くすマー・ティン。
店長:「……もう裸エプロンすら叶わんのか……」
マー・ティン:「……俺の未来、どんだけ服に縁がねぇんだよ……」
ドグ:「ティンちゃん、がんばったねー!」
コメカミ:「次に失うのは……たぶん靴下でござるな」

ナレーション:「こうして“歩くエプロン事件”は幕を閉じた。しかし、この出来事が未来の大惨事につながるとは、まだ知る由もなかった――」


第5話「スーパーに忍び寄る影!」
──惣菜売り場に潜む“謎の黒ずくめの客”。
彼の正体は、マー・ティンの未来を根底から揺るがす存在だった!?

「クレームどころじゃねぇ!スーパーが……消える!?」
次回、スーパータイムパラドックス、開幕!!
スーパーの休憩室。 油まみれのパンツ姿で寝落ちしていたマー・ティンが、目を覚ます。 マー・ティン:「……エプロンが、ねぇ!!」 ドグ:「ティンちゃん、洗濯機にも入ってないよー!」 コメカミ:「エプロンは戦士の鎧。それを失うとは大失態でござる!」 店長が入ってくる。 店長:「おいティン!エプロンどこやった!今日のシフト、裸エプロン禁止だからな!」 マー・ティン:「いや、裸ですらないんですけど!?」 魚売り場のパートさんが耳打ちする。 パート:「さっき、惣菜コーナーの冷蔵庫に“歩いて入るエプロン”を見たのよ」 マー・ティン:「歩いて……入る?」 コメカミ:「妖怪・布きれ徘徊……新手の敵でござるか」 ドグ:「おばけかなぁ?」 冷蔵庫を開けた瞬間―― マー・ティンのエプロンが、勝手に動いて飛び出してきた! エプロン:「……未来に帰らねばならぬ……」 マー・ティン:「しゃべったーー!?しかも渋い声!!」 どうやら、未来マー・ティンの“飲みすぎたビール”のせいで、エプロンにタイムパワーが染み込み、擬人化してしまったらしい。 惣菜売り場→鮮魚コーナー→精肉売り場と、逃げるエプロンを追うマー・ティン。 周囲の客は騒然。 子供:「ママー!エプロンが走ってるー!」 母親:「見ちゃダメ!」 マー・ティン:「待てエプロン!俺なしで未来に行く気か!?」 エプロン:「……お前にはパンツがあるだろう……」 惣菜コーナーのフライヤー前で、ついに追い詰める。 マー・ティン:「戻ってこい!お前がいないと、俺、クレームすら受けられないんだ!」 エプロン:「……未来を変えるのは、お前自身だ」 そう言い残し、エプロンはタイムスリップの光に包まれて消えてしまった。 パンツ一丁のまま、呆然と立ち尽くすマー・ティン。 店長:「……もう裸エプロンすら叶わんのか……」 マー・ティン:「……俺の未来、どんだけ服に縁がねぇんだよ……」 ドグ:「ティンちゃん、がんばったねー!」 コメカミ:「次に失うのは……たぶん靴下でござるな」 ナレーション:「こうして“歩くエプロン事件”は幕を閉じた。しかし、この出来事が未来の大惨事につながるとは、まだ知る由もなかった――」 第5話「スーパーに忍び寄る影!」 ──惣菜売り場に潜む“謎の黒ずくめの客”。 彼の正体は、マー・ティンの未来を根底から揺るがす存在だった!? 「クレームどころじゃねぇ!スーパーが……消える!?」 次回、スーパータイムパラドックス、開幕!!

「洗濯機との戦い」

2025年08月24日(日)15時
休日の午前。
窓を開けると、少しひんやりした風と、近所の子どもの声が入ってきた。
ゆる助は腕を伸ばし、大きく一度あくびをすると、リビングの隅に積まれた洗濯物の山をじっと見つめる。

「……今日は、これをやっつける日ですね」
ひとり言は人前よりも少し柔らかい調子。けれど語尾だけは、どこか“きっちりした敬語”のクセが抜けない。

Tシャツやタオルをまとめて抱え、洗濯機に放り込む。
スイッチを押して回り始める音を確認すると、コーヒーを淹れてソファに腰を下ろした。
「よし、これでしばらくは僕の時間です」

テレビをぼんやりつけながら、買い物メモに「牛乳・パン・卵」と書き足す。
(今日の夕飯は…焼きそばでいいかな…いや、野菜炒めにするか…)
独り言は小さな呟きに変わり、休日の部屋には穏やかな空気が流れた。

――しかし30分後。
「ピーピーピー」と洗濯機の音が鳴る。
コーヒーカップをテーブルに置き、ゆる助は立ち上がる。
「はい、お疲れさまでした」
思わず洗濯機にまで丁寧に声をかけてから、フタを開ける。

……と、目に飛び込んできたのは、濡れた財布。
「あ、ああぁぁぁ……これは完全にやらかしましたね」
ズボンのポケットを確認しなかった自分を思い出し、両手で顔を覆う。

取り出した財布の中からは、ふやけたレシートが数枚。
「昨日のコンビニ、何買ったかもう読めませんね…」
小銭は洗濯槽の底でカランと転がり、紙幣はかろうじて形を保っていた。

真剣な顔で一枚ずつカードやお札を拭きながら、つぶやく。
「まぁ…財布もたまには丸洗いしてスッキリしたと思えば…前向きです」
自分に言い聞かせるように笑うと、少しだけ気持ちが軽くなった。

午後。
ベランダにはシャツやタオルと一緒に、洗濯ばさみで吊るされた黒い財布が。
近所の人が見れば「何を干してるんだろう?」と思うに違いない。
だが、ゆる助にとっては「ちゃんと乾けばそれで良い」。

夕方、ベランダの財布を見上げて、ゆる助は小さくつぶやいた。
「次からは…“ポケットの中身確認”を、作業工程に追加ですね」
休日の午前。 窓を開けると、少しひんやりした風と、近所の子どもの声が入ってきた。 ゆる助は腕を伸ばし、大きく一度あくびをすると、リビングの隅に積まれた洗濯物の山をじっと見つめる。 「……今日は、これをやっつける日ですね」 ひとり言は人前よりも少し柔らかい調子。けれど語尾だけは、どこか“きっちりした敬語”のクセが抜けない。 Tシャツやタオルをまとめて抱え、洗濯機に放り込む。 スイッチを押して回り始める音を確認すると、コーヒーを淹れてソファに腰を下ろした。 「よし、これでしばらくは僕の時間です」 テレビをぼんやりつけながら、買い物メモに「牛乳・パン・卵」と書き足す。 (今日の夕飯は…焼きそばでいいかな…いや、野菜炒めにするか…) 独り言は小さな呟きに変わり、休日の部屋には穏やかな空気が流れた。 ――しかし30分後。 「ピーピーピー」と洗濯機の音が鳴る。 コーヒーカップをテーブルに置き、ゆる助は立ち上がる。 「はい、お疲れさまでした」 思わず洗濯機にまで丁寧に声をかけてから、フタを開ける。 ……と、目に飛び込んできたのは、濡れた財布。 「あ、ああぁぁぁ……これは完全にやらかしましたね」 ズボンのポケットを確認しなかった自分を思い出し、両手で顔を覆う。 取り出した財布の中からは、ふやけたレシートが数枚。 「昨日のコンビニ、何買ったかもう読めませんね…」 小銭は洗濯槽の底でカランと転がり、紙幣はかろうじて形を保っていた。 真剣な顔で一枚ずつカードやお札を拭きながら、つぶやく。 「まぁ…財布もたまには丸洗いしてスッキリしたと思えば…前向きです」 自分に言い聞かせるように笑うと、少しだけ気持ちが軽くなった。 午後。 ベランダにはシャツやタオルと一緒に、洗濯ばさみで吊るされた黒い財布が。 近所の人が見れば「何を干してるんだろう?」と思うに違いない。 だが、ゆる助にとっては「ちゃんと乾けばそれで良い」。 夕方、ベランダの財布を見上げて、ゆる助は小さくつぶやいた。 「次からは…“ポケットの中身確認”を、作業工程に追加ですね」

「敬語の行き先」

2025年08月21日(木)20時
夕方の事務所。
電話対応を終えたばかりのゆる助は、机の上で書類を整えていた。

「はい、19時に△△ホテルで承ります。ありがとうございます」

電話を切る瞬間まで、姿勢はまっすぐで声も丁寧。
受話器を置くと、ふぅっと小さく息を吐き、ほんのり表情を緩めた。

そのとき――カラン、と事務所のドアベルが鳴る。
宅配便のお兄さんが段ボールを抱えて立っていた。
「お届け物でーす!」

ゆる助は反射的に立ち上がり、胸を張って答えた。
「はい、△△ホテルで承ります!」

……一瞬の沈黙。
宅配のお兄さんが「え?」と首をかしげ、段ボールを持ち直す。
横で書類を見ていた先輩スタッフは吹き出しそうになり、肩を揺らしている。
ゆる助は自分の口から出た言葉に気づき、耳まで赤くなった。

「あっ、す、すみません! えっと…ありがとうございます!」

深々とお辞儀をして段ボールを受け取る。
荷物を机に置くと、先輩がニヤリと笑って言った。

「お前、仕事熱心すぎて、宅配便まで予約取りそうやな」
「いや…その、完全に電話モードが残ってて…」
「次来たら“2時間コースでお願いします”とか言うんちゃうか」

その場にいたスタッフ全員が笑い、事務所は一気に和やかな空気に包まれた。
ゆる助は頭をかきながら「次こそは間違えないようにします」と真顔で宣言したが、
その表情がまた面白くて、先輩たちはさらに笑いをこらえきれなかった。

夜の業務が始まる前のちょっとした出来事。
小さな笑いのおかげで、事務所の空気は軽く、心なしか仕事もスムーズに進んだのだった。
夕方の事務所。 電話対応を終えたばかりのゆる助は、机の上で書類を整えていた。 「はい、19時に△△ホテルで承ります。ありがとうございます」 電話を切る瞬間まで、姿勢はまっすぐで声も丁寧。 受話器を置くと、ふぅっと小さく息を吐き、ほんのり表情を緩めた。 そのとき――カラン、と事務所のドアベルが鳴る。 宅配便のお兄さんが段ボールを抱えて立っていた。 「お届け物でーす!」 ゆる助は反射的に立ち上がり、胸を張って答えた。 「はい、△△ホテルで承ります!」 ……一瞬の沈黙。 宅配のお兄さんが「え?」と首をかしげ、段ボールを持ち直す。 横で書類を見ていた先輩スタッフは吹き出しそうになり、肩を揺らしている。 ゆる助は自分の口から出た言葉に気づき、耳まで赤くなった。 「あっ、す、すみません! えっと…ありがとうございます!」 深々とお辞儀をして段ボールを受け取る。 荷物を机に置くと、先輩がニヤリと笑って言った。 「お前、仕事熱心すぎて、宅配便まで予約取りそうやな」 「いや…その、完全に電話モードが残ってて…」 「次来たら“2時間コースでお願いします”とか言うんちゃうか」 その場にいたスタッフ全員が笑い、事務所は一気に和やかな空気に包まれた。 ゆる助は頭をかきながら「次こそは間違えないようにします」と真顔で宣言したが、 その表情がまた面白くて、先輩たちはさらに笑いをこらえきれなかった。 ​ 夜の業務が始まる前のちょっとした出来事。 小さな笑いのおかげで、事務所の空気は軽く、心なしか仕事もスムーズに進んだのだった。

「メモの迷子」

2025年08月20日(水)17時
夕方の事務所。
電話での予約を受けたゆる助は、ホテル名と時間をしっかり聞き取り、メモ用紙に書き込んだ。
「はい、では19時に△△ホテルでお待ちしております。ありがとうございます」
電話を切り、ほっと息をつく。

(よし、大丈夫だな…)
安心してパソコンに入力しようとしたが――机の上に置いたはずのメモが見当たらない。

「えっ…?」
慌てて引き出しを開けたり、キーボードの下を覗いたり、コピー用紙の束をめくったり。
ついには椅子から立ち上がり、床まで確認し始めるゆる助。

そこへ先輩スタッフが横目で見て、ニヤリと笑う。
「お前、何探してんの?」
「すみません…さっき書いた予約のメモが消えてしまって…」

先輩が指差したのは、ゆる助の左手。
そこには、しっかりと“△△ホテル 19:00”と書かれたメモが握りしめられていた。

「……あっ」
自分の手を見て、耳まで真っ赤になるゆる助。

「大事すぎて“手放せなかった”んやな」
先輩のひと言で、事務所に小さな笑い声が広がった。

「スーパーでの攻防」

2025年08月19日(火)15時
日曜の夕方。
事務所は定休日。ゆる助は、Tシャツにスウェットというお馴染みの格好で、近所のスーパーへと歩いていた。

「今夜は…カレーでいいかな…いや、シチューもいいな…」
誰もいない道を歩きながら、ポツリポツリと独り言。
けれど、店の入口が見えてくると、表情を引き締めて歩き方も少し丁寧になる。人の前ではきちんと、が彼の習慣だ。

店内に入ると、買い物かごを手に真面目な顔で野菜売り場へ。
「失礼します」
カゴを持ったまま、買い物中の年配の女性に軽く会釈をして横を通る。
その後、にんじん・じゃがいも・玉ねぎをカゴへ入れると、再び独り言が漏れる。
「これで…カレーは形になるな。でも肉どうしようかな…鶏でいいか…」

精肉コーナーで鶏もも肉を手に取り、「よし」とうなずいた瞬間。
横にいた小さな男の子がじっとゆる助のかごを見て、思い切りのいい声を上げた。
「おじさん、それだけで夜ごはんなの?」

「えっ…」一瞬固まるゆる助。
慌てて笑顔を作り、「い、いえ。これに冷凍の唐揚げも足す予定でして」と真面目に答える。
男の子のお母さんが笑って「ごめんなさい、この子おしゃべりで」と頭を下げた。
「いえいえ、全然大丈夫です。むしろ、栄養チェックをしていただいた気分です」
深々と頭を下げるゆる助。

レジに並びながら、ふとカゴの中を見つめてまた小声。
「でも…やっぱりサラダくらいあった方がいいかな…」
レジ横のカット野菜を手に取り、そっと追加した。

帰り道。ビニール袋から覗くにんじんを見て、思わず笑みがこぼれる。
「にんじん、またプリンタに間違って出さないようにしないとな…」
誰もいない道に、ゆる助の独り言が静かに溶けていった。
日曜の夕方。 事務所は定休日。ゆる助は、Tシャツにスウェットというお馴染みの格好で、近所のスーパーへと歩いていた。 「今夜は…カレーでいいかな…いや、シチューもいいな…」 誰もいない道を歩きながら、ポツリポツリと独り言。 けれど、店の入口が見えてくると、表情を引き締めて歩き方も少し丁寧になる。人の前ではきちんと、が彼の習慣だ。 店内に入ると、買い物かごを手に真面目な顔で野菜売り場へ。 「失礼します」 カゴを持ったまま、買い物中の年配の女性に軽く会釈をして横を通る。 その後、にんじん・じゃがいも・玉ねぎをカゴへ入れると、再び独り言が漏れる。 「これで…カレーは形になるな。でも肉どうしようかな…鶏でいいか…」 精肉コーナーで鶏もも肉を手に取り、「よし」とうなずいた瞬間。 横にいた小さな男の子がじっとゆる助のかごを見て、思い切りのいい声を上げた。 「おじさん、それだけで夜ごはんなの?」 「えっ…」一瞬固まるゆる助。 慌てて笑顔を作り、「い、いえ。これに冷凍の唐揚げも足す予定でして」と真面目に答える。 男の子のお母さんが笑って「ごめんなさい、この子おしゃべりで」と頭を下げた。 「いえいえ、全然大丈夫です。むしろ、栄養チェックをしていただいた気分です」 深々と頭を下げるゆる助。 レジに並びながら、ふとカゴの中を見つめてまた小声。 「でも…やっぱりサラダくらいあった方がいいかな…」 レジ横のカット野菜を手に取り、そっと追加した。 帰り道。ビニール袋から覗くにんじんを見て、思わず笑みがこぼれる。 「にんじん、またプリンタに間違って出さないようにしないとな…」 誰もいない道に、ゆる助の独り言が静かに溶けていった。

「プリントの落とし物」

2025年08月18日(月)16時
午後の事務所。
ゆる助は翌日のスケジュール表をパソコンで作成し、プリンタに印刷をかけた。

「よし、これで準備は万全」

プリンタから出てきた紙をまとめて机へ持ち帰り、他の書類と一緒に整理する。
数分後、待機所から女の子がひょっこり顔を出した。

「ゆる助さん、プリンタの上に“にんじん”って書かれた紙が残ってましたよ?」
「えっ?」

驚いてプリンタに駆け寄ると、そこには大きな字で“にんじん”とだけ書かれたA4用紙。

(あぁぁぁ…これ、昨日の買い物メモを試し印刷で出したやつだ…!)
すっかり忘れていたゆる助は、耳まで真っ赤になって紙を回収する。

「す、すみません…完全に私物です…」

「次は“ごぼう”とか“じゃがいも”が出てきたりして」
先輩スタッフが茶化すと、女の子もクスクス。事務所はちょっとした笑いに包まれた。

「まぁ…野菜リストが混ざる分には害はないですけどね」と、ゆる助が小声で言うと、

「いや、配車表に“にんじん様ご指名”とか出てきたら困りますよ!」と先輩。
またしても笑い声が広がった。

その日の終業後。
ゆる助が机に戻ると、プリント済みの書類の山の端にホチキスで留められた紙を発見。
そこには“にんじん・玉ねぎ・じゃがいも”と書かれていた。

「…完全にカレーリストですね…」

苦笑いするゆる助。
机の引き出しにその紙をそっとしまいながら、明日はスーパーに寄って帰ろうと心に決めた。
午後の事務所。 ゆる助は翌日のスケジュール表をパソコンで作成し、プリンタに印刷をかけた。 「よし、これで準備は万全」 プリンタから出てきた紙をまとめて机へ持ち帰り、他の書類と一緒に整理する。 数分後、待機所から女の子がひょっこり顔を出した。 「ゆる助さん、プリンタの上に“にんじん”って書かれた紙が残ってましたよ?」 「えっ?」 驚いてプリンタに駆け寄ると、そこには大きな字で“にんじん”とだけ書かれたA4用紙。 (あぁぁぁ…これ、昨日の買い物メモを試し印刷で出したやつだ…!) すっかり忘れていたゆる助は、耳まで真っ赤になって紙を回収する。 「す、すみません…完全に私物です…」 「次は“ごぼう”とか“じゃがいも”が出てきたりして」 先輩スタッフが茶化すと、女の子もクスクス。事務所はちょっとした笑いに包まれた。 「まぁ…野菜リストが混ざる分には害はないですけどね」と、ゆる助が小声で言うと、 「いや、配車表に“にんじん様ご指名”とか出てきたら困りますよ!」と先輩。 またしても笑い声が広がった。 その日の終業後。 ゆる助が机に戻ると、プリント済みの書類の山の端にホチキスで留められた紙を発見。 そこには“にんじん・玉ねぎ・じゃがいも”と書かれていた。 「…完全にカレーリストですね…」 苦笑いするゆる助。 机の引き出しにその紙をそっとしまいながら、明日はスーパーに寄って帰ろうと心に決めた。

「お茶のおかわり」

2025年08月17日(日)14時
午後の静かな時間。
待機所でスマホをいじっていた女の子が、ふと事務所に顔を出した。
「ゆる助さん、お茶もう一杯いただけますか?」

「もちろんです。少々お待ちください」
ゆる助はすぐに湯呑を手に取り、お茶を注ぎに立ち上がる。
しかし戻ってきた彼の手には――なぜか湯呑ではなく、自分のコーヒーカップ。

「あれ?」
差し出されたカップを見て、女の子が笑う。
「これ、ゆる助さんのじゃないですか?」
自分の顔を見て、手元を見て、ようやく気づくゆる助。

「…すみません、完全に僕の“おかわり”を用意してしまいました」
耳を赤くして頭を下げる。

結局、お茶を入れ直して渡したあと、女の子がひと言。
「でも、こういうの見てると安心しますね」
「そうですか? 僕はただのおっちょこちょいなんですけど…」
照れ笑いするゆる助に、事務所全体が少し柔らかい空気になった。

 

久々更新!バナンザ・ボナンザ!

2025年08月16日(土)09時
いつも見ていただきまして
誠にありがとうございます

久々すぎる
ブログ更新になります。

ヒップス春日部店
【小さい人】です(^^♪

皆様!
夏の暑さを乗り切る方法は
人それぞれかと思いますが
どのような対策をされてますか?

私、小さい人
ただ一つ!

【我慢】の一言!

ご安心ください!

在籍されている女性には
しっかりと空調の聞いた待機場!
簡単なものになってしまいますが
冷間グッズもご用意しておりますm(_ _"m)

そりゃそうですよね!

僕達スタッフは
涼しいお部屋で座ってるだけなので
少しでも
ほんの少しでも
快適に過ごしていただけるように
整備しております。

些細なことしかできませんが
貴女様のお力になれるよう
日々!奮闘しておりますm(_ _"m)

『マスクの行方』

2025年08月13日(水)16時
午前10時過ぎ。
事務所の窓から差し込む光が、カウンターの木目をやわらかく照らしている。
ゆる助はパソコンで前日の記録を整理していた。キーボードをゆっくり、確実に打つのが彼の流儀だ。

「今日も穏やかですね」なんて心の中でつぶやきながらコーヒーを一口。
そのとき、ふと視界の端に白いものが映った。机の上に、ぽつんと置かれたマスク。

(誰の忘れ物だろう…)
念のため、すぐ近くの待機所に顔を出す。
「すみません、このマスク…どなたかのですか?」
すると奥の席にいた女の子が手を上げ、「あ、それ、私の…あれ?」と不思議そうに近づいてきた。

「でも…これ、ゆる助さんのじゃないですか?」
「え?」
一瞬何を言われているのかわからず、耳を触ってみる。――何もつけていない。
そういえばさっきコーヒーを飲むとき、外して机に置いた…それっきり忘れていたらしい。

「危ないですよ〜、誰かが持ってっちゃったら」
「いやぁ…“落とし物センター”が設立されるところでしたね」
控えめに笑いをとろうとするゆる助だが、耳はほんのり赤くなっている。

女の子は笑いながらマスクを彼に返し、事務所は一瞬だけ、いつもより温かい空気に包まれた。
そしてゆる助は、机に座り直し、今度はマスクを外したら絶対すぐ耳に戻そうと心に決めた――その10分後、コーヒーのおかわりを淹れに行く彼の机の上には、また同じ白いマスクがぽつんと置かれていた。
午前10時過ぎ。 事務所の窓から差し込む光が、カウンターの木目をやわらかく照らしている。 ゆる助はパソコンで前日の記録を整理していた。キーボードをゆっくり、確実に打つのが彼の流儀だ。 「今日も穏やかですね」なんて心の中でつぶやきながらコーヒーを一口。 そのとき、ふと視界の端に白いものが映った。机の上に、ぽつんと置かれたマスク。 (誰の忘れ物だろう…) 念のため、すぐ近くの待機所に顔を出す。 「すみません、このマスク…どなたかのですか?」 すると奥の席にいた女の子が手を上げ、「あ、それ、私の…あれ?」と不思議そうに近づいてきた。 「でも…これ、ゆる助さんのじゃないですか?」 「え?」 一瞬何を言われているのかわからず、耳を触ってみる。――何もつけていない。 そういえばさっきコーヒーを飲むとき、外して机に置いた…それっきり忘れていたらしい。 「危ないですよ〜、誰かが持ってっちゃったら」 「いやぁ…“落とし物センター”が設立されるところでしたね」 控えめに笑いをとろうとするゆる助だが、耳はほんのり赤くなっている。 女の子は笑いながらマスクを彼に返し、事務所は一瞬だけ、いつもより温かい空気に包まれた。 そしてゆる助は、机に座り直し、今度はマスクを外したら絶対すぐ耳に戻そうと心に決めた――その10分後、コーヒーのおかわりを淹れに行く彼の机の上には、また同じ白いマスクがぽつんと置かれていた。

『お釣りパニック』

2025年08月12日(火)13時
僕はまだお店に入って間もない。
受付の仕事も少しずつ慣れてきたけど、数字に関することはやっぱり緊張する。

その日の夜、常連のお客様から電話予約が入った。
料金の案内まではスムーズだったのに、最後の「合計金額の確認」でなぜか僕の頭がフリーズした。

「えっと…割引を引いて、交通費を足して…あれ? さっきいくらって言ったっけ…」
メモを見ても、数字がなぜかぐにゃっとして見える。
お客様は電話口で落ち着いた声で「大丈夫ですよ、ゆっくりで」と言ってくれるけど、
その“優しい余裕”が逆にプレッシャーになる。

「落ち着け僕、ただの足し算と引き算だ…」と自分に言い聞かせながらも、
なぜか計算が一周して元に戻るループ。

そこへ奥の事務机から上司が顔を上げた。
「ゆる助、どうした?」
「すみません、合計が…」

上司は僕のメモをチラッと見ただけで、
「それ、○○円ね」と即答。
僕は慌てて復唱して、お客様に金額を伝える。

電話を切ったあと、上司は笑いながら言った。
「慣れると数字は勝手に頭に入るよ。まぁ今日はいい経験だな」

僕は「はい…」と返事しつつ、
心の中で「明日は一発で計算決めるぞ」と拳を握った。

『電話メモの悲劇』

2025年08月11日(月)15時
僕はまだ入社して間もない。
だから、仕事中はとにかく「間違えないこと」が最優先。

今日はたまたま事務所でひとり。
先輩たちは系列店の応援で、お店の電話は僕が全部取ることになった。

最初は緊張で手汗が止まらなかったけど、何本か受けているうちに少し慣れてきた。
「はい、〇〇店です!」と、なるべく明るく出るように心がける。

もうすぐ先輩たちも帰ってくる時間、
そんな中、一本の電話。
お客様から予約の依頼だ。
「じゃあ〇〇さんで、19時半からお願いします」
僕は聞き逃さないよう、受話器を肩に挟みながらペンを走らせる。

「えーっと…19時半…〇〇さん…」
そこまで書いたとき、ふと頭の中に昨夜の友達との会話がよぎった。
「ブロッコリーはビタミン豊富で…」という内容。
その瞬間、メモ用紙にスッと書かれた文字は――

「19:30 ブロッコリー」

……なんでだ。
お客様、絶対そんなこと言ってなかった。

気付いたときにはもう電話は終わっていて、受話器を置いた僕はメモを凝視する。
「……これ、先輩にどう説明しよう」

ちょうどその時、先輩が帰ってきた。
「どうー?予約入ったー?」
「はい、えっと……こちらです」
しぶしぶメモを差し出すと、先輩は一瞬固まり、次の瞬間ニヤッとして、
「ブロッコリーはサービスで付けとく?」
と軽口を叩いてきた。

僕は慌てて訂正しながら、
「いや、これは違くて……」
と弁明するけど、先輩は肩を震わせながら、
「いや〜、お客さんも健康志向で助かるなあ」
と笑い続ける。

……たぶん、このネタ、全員に言われるやつだ。
僕はまだ入社して間もない。 だから、仕事中はとにかく「間違えないこと」が最優先。 今日はたまたま事務所でひとり。 先輩たちは系列店の応援で、お店の電話は僕が全部取ることになった。 最初は緊張で手汗が止まらなかったけど、何本か受けているうちに少し慣れてきた。 「はい、〇〇店です!」と、なるべく明るく出るように心がける。 もうすぐ先輩たちも帰ってくる時間、 そんな中、一本の電話。 お客様から予約の依頼だ。 「じゃあ〇〇さんで、19時半からお願いします」 僕は聞き逃さないよう、受話器を肩に挟みながらペンを走らせる。 「えーっと…19時半…〇〇さん…」 そこまで書いたとき、ふと頭の中に昨夜の友達との会話がよぎった。 「ブロッコリーはビタミン豊富で…」という内容。 その瞬間、メモ用紙にスッと書かれた文字は―― 「19:30ブロッコリー」 ……なんでだ。 お客様、絶対そんなこと言ってなかった。 気付いたときにはもう電話は終わっていて、受話器を置いた僕はメモを凝視する。 「……これ、先輩にどう説明しよう」 ちょうどその時、先輩が帰ってきた。 「どうー?予約入ったー?」 「はい、えっと……こちらです」 しぶしぶメモを差し出すと、先輩は一瞬固まり、次の瞬間ニヤッとして、 「ブロッコリーはサービスで付けとく?」 と軽口を叩いてきた。 僕は慌てて訂正しながら、 「いや、これは違くて……」 と弁明するけど、先輩は肩を震わせながら、 「いや〜、お客さんも健康志向で助かるなあ」 と笑い続ける。 ……たぶん、このネタ、全員に言われるやつだ。

「業務メモ、見ました?」

2025年08月08日(金)19時
午前11時すぎ。
出先から事務所に戻ると、ちょっとした静けさがあった。
パソコンのファンの音と、給湯室から聞こえるケトルの湯沸かし音だけが場を支配していて、妙に落ち着く。

僕がデスクにバッグを置いた瞬間、奥の席から声が飛んできた。

「ゆる助くん、業務メモ……見ました?」

上司だった。
こっちはコーヒーでも淹れようかと思ってた矢先だったので、ちょっとドキッとする。

「え? あっ……はい。えっと……たぶん、見ましたよ?」

口ではそう言いながら、脳内では記憶をぐるぐる巻き戻していた。
朝、出勤してロッカー開けて、スマホいじって、それから……あ、そうだ。メモ帳は確かに開いた。でも、電話鳴って中断したんだった。

「あの"件"も、把握済みってことでいい?」

さっきよりも少し重低音でそう言われ、僕は思わず背筋を伸ばす。

「……あの“件”?……すみません、やっぱり、見てません……」

上司はふっと笑って、腕を組んだ。

「だろうね。見てたら、ニヤニヤしながら出勤してくるはずなんだよ」

そんなにヤバい内容だったのかと身構えると、
実はその業務メモには、こんな一文があったらしい。

『本日のやる気スイッチの位置:背中の右肩甲骨あたり(要マッサージ)』
『このスイッチを押せば、今日の稼働が+20%になる予定』

……なんていうか、業務なのか、健康診断のカルテなのか分からない。
僕は苦笑いしながら、「それ、業務メモっすか?」と問い返すと、上司は言った。

「心の業務も大事だよ。最近ちょっとピリついてたしね」

……うん。
思い当たるフシ、なくはない。

締切の多い週だったし、同業者への対応も立て込み気味だった。
知らず知らずのうちに、眉間に力が入ってたのかもしれない。

帰り際、業務メモの下の欄に、僕はそっと書き足した。

『上司のやる気スイッチ、明日は左肩側希望(右だと届かないので)』

次の日、そこにはしっかりとこう返事があった。

『押してくれる人、募集中(ご褒美あり)』

……その「ご褒美」、缶コーヒーだったけどね。
上司、ほんとブレない人だ。
午前11時すぎ。 出先から事務所に戻ると、ちょっとした静けさがあった。 パソコンのファンの音と、給湯室から聞こえるケトルの湯沸かし音だけが場を支配していて、妙に落ち着く。 僕がデスクにバッグを置いた瞬間、奥の席から声が飛んできた。 「ゆる助くん、業務メモ……見ました?」 上司だった。 こっちはコーヒーでも淹れようかと思ってた矢先だったので、ちょっとドキッとする。 「え?あっ……はい。えっと……たぶん、見ましたよ?」 口ではそう言いながら、脳内では記憶をぐるぐる巻き戻していた。 朝、出勤してロッカー開けて、スマホいじって、それから……あ、そうだ。メモ帳は確かに開いた。でも、電話鳴って中断したんだった。 「あの"件"も、把握済みってことでいい?」 さっきよりも少し重低音でそう言われ、僕は思わず背筋を伸ばす。 「……あの“件”?……すみません、やっぱり、見てません……」 上司はふっと笑って、腕を組んだ。 「だろうね。見てたら、ニヤニヤしながら出勤してくるはずなんだよ」 そんなにヤバい内容だったのかと身構えると、 実はその業務メモには、こんな一文があったらしい。 『本日のやる気スイッチの位置:背中の右肩甲骨あたり(要マッサージ)』 『このスイッチを押せば、今日の稼働が+20%になる予定』 ……なんていうか、業務なのか、健康診断のカルテなのか分からない。 僕は苦笑いしながら、「それ、業務メモっすか?」と問い返すと、上司は言った。 「心の業務も大事だよ。最近ちょっとピリついてたしね」 ……うん。 思い当たるフシ、なくはない。 締切の多い週だったし、同業者への対応も立て込み気味だった。 知らず知らずのうちに、眉間に力が入ってたのかもしれない。 帰り際、業務メモの下の欄に、僕はそっと書き足した。 『上司のやる気スイッチ、明日は左肩側希望(右だと届かないので)』 次の日、そこにはしっかりとこう返事があった。 『押してくれる人、募集中(ご褒美あり)』 ……その「ご褒美」、缶コーヒーだったけどね。 上司、ほんとブレない人だ。

「夜勤ひとり、電話鳴りっぱなし」

2025年08月07日(木)13時
今夜、はじめて夜の営業を僕ひとりで任された。
デリヘル業界、新人ながらの大抜擢(という名の人手不足)。

18時すぎに先輩が帰る時、
「じゃ、なにかあったらLINEしてね〜!」って言われたけど、
そのLINEの既読は0時すぎまでつかなかった。
つまり、全部僕で処理しろということらしい。

19時、電話。
「今日、19:45〜くらいで、お願いできます?」

時計見ながら、必死で女の子のスケジュール確認。
メモ帳片手に、噛まないようにスムーズな案内を心がける。
電話切ったあと、緊張で手汗びっしょり。

20時すぎ、チャット予約が2件同時に来て、
片方に返事してる間に、もう片方がキャンセルされた。
気づいた時には「間に合わなかった僕」がそこにいた。


ここで学んだこと:
レスポンスは、愛。

20時45分、電話。「今からイケますか?」

……いや、ギリギリやん。
でも、うちの店、21時までに受付すれば大丈夫。

なので「ギリギリ大丈夫ですっ!!」と声が裏返った。
相手は「そんなに?」と笑ってた。恥ずかしい。

女の子に確認LINEを送る。
「いけますよ〜」って即レスが来て、ちょっと安心。
ありがとう、ほんとに助かりました。

21時ジャスト、また電話。
「今日もう無理かな〜と思ってかけてみたんだけど…」

この「試しにかけてみた」系の電話、やたら当たる。
そしてなぜか僕が「救世主」扱いされる。
「わ〜助かりました!」って言われて、
ちょっとニヤついた。デスクで一人で。

夜の事務所。
電話が鳴らない一瞬の静寂。
コンビニの冷やしうどんを食べるタイミングを完全に逃している。

でも不思議と、
「あ、なんか今日、ひとりでやれてるかも」
ってちょっと思えた夜。

営業終わったのは、結局22時前だったけどね。
今夜、はじめて夜の営業を僕ひとりで任された。 デリヘル業界、新人ながらの大抜擢(という名の人手不足)。 18時すぎに先輩が帰る時、 「じゃ、なにかあったらLINEしてね〜!」って言われたけど、 そのLINEの既読は0時すぎまでつかなかった。 つまり、全部僕で処理しろということらしい。 19時、電話。 「今日、19:45〜くらいで、お願いできます?」 時計見ながら、必死で女の子のスケジュール確認。 メモ帳片手に、噛まないようにスムーズな案内を心がける。 電話切ったあと、緊張で手汗びっしょり。 20時すぎ、チャット予約が2件同時に来て、 片方に返事してる間に、もう片方がキャンセルされた。 気づいた時には「間に合わなかった僕」がそこにいた。 ここで学んだこと: レスポンスは、愛。 20時45分、電話。「今からイケますか?」 ……いや、ギリギリやん。 でも、うちの店、21時までに受付すれば大丈夫。 なので「ギリギリ大丈夫ですっ!!」と声が裏返った。 相手は「そんなに?」と笑ってた。恥ずかしい。 女の子に確認LINEを送る。 「いけますよ〜」って即レスが来て、ちょっと安心。 ありがとう、ほんとに助かりました。 21時ジャスト、また電話。 「今日もう無理かな〜と思ってかけてみたんだけど…」 この「試しにかけてみた」系の電話、やたら当たる。 そしてなぜか僕が「救世主」扱いされる。 「わ〜助かりました!」って言われて、 ちょっとニヤついた。デスクで一人で。 夜の事務所。 電話が鳴らない一瞬の静寂。 コンビニの冷やしうどんを食べるタイミングを完全に逃している。 でも不思議と、 「あ、なんか今日、ひとりでやれてるかも」 ってちょっと思えた夜。 営業終わったのは、結局22時前だったけどね。

「僕とカレーとスプーンと」

2025年08月05日(火)17時
昼のピークを過ぎて、ようやく一息つけた。
今日は朝から何となく重たいものが食べたい気分で、休憩時間に会社近くのコンビニへ。
レジで温めカレーを買って、「スプーンお願いします」って、ちゃんと言った――つもりだった。

そのまま袋を受け取って、少しウキウキしながら職場の休憩室に戻った。
よし、食べよう。
そう思って袋を開けて、カレーのフタをペリッとめくったところで、ふと手が止まった。

「……スプーンが、ない。」

いや、そんなはずはない。確認してみる。
割りばしが2膳入ってる。でも、スプーンはどこにもいない。

あれ? 僕、言ったよね……? いや、言ってない? どっち?
記憶が少しあやふやなまま、とにかく困ってしまった。

とりあえず近くにいた後輩に「スプーンって余ってる?」って聞いたら、
「ないっすね〜。てか先輩、箸でいくんすか? カレーを?」
と、軽くいじられる。真顔で聞いてるんだけど、笑われるとちょっとつらい。

仕方なく、休憩室の引き出しをゴソゴソ探った。
そして、奥から1本――黄ばみ気味のプラスチックのスプーンを発見。
多分、ずっと前に誰かが出前で使いそびれたやつだ。

「……使うしかないか。」

洗剤でしっかり洗って、ティッシュで丁寧に拭いて、心を落ち着けて――いざ。


最初のひと口、意外と普通に食べられた。
あ、いけるな……と思ったのも束の間、2口目あたりでスプーンが「パキ」っといった。
亀裂が入った。僕のメンタルにも。

結局、最後までそのヒビ入りスプーンでなんとか完食したけど、
後輩に「……先輩、スプーンに負けそうな顔してますよ」って言われて、ちょっと笑ってしまった。


たまにある、そんな日。
昼のピークを過ぎて、ようやく一息つけた。 今日は朝から何となく重たいものが食べたい気分で、休憩時間に会社近くのコンビニへ。 レジで温めカレーを買って、「スプーンお願いします」って、ちゃんと言った――つもりだった。 そのまま袋を受け取って、少しウキウキしながら職場の休憩室に戻った。 よし、食べよう。 そう思って袋を開けて、カレーのフタをペリッとめくったところで、ふと手が止まった。 「……スプーンが、ない。」 いや、そんなはずはない。確認してみる。 割りばしが2膳入ってる。でも、スプーンはどこにもいない。 あれ?僕、言ったよね……?いや、言ってない?どっち? 記憶が少しあやふやなまま、とにかく困ってしまった。 とりあえず近くにいた後輩に「スプーンって余ってる?」って聞いたら、 「ないっすね〜。てか先輩、箸でいくんすか?カレーを?」 と、軽くいじられる。真顔で聞いてるんだけど、笑われるとちょっとつらい。 仕方なく、休憩室の引き出しをゴソゴソ探った。 そして、奥から1本――黄ばみ気味のプラスチックのスプーンを発見。 多分、ずっと前に誰かが出前で使いそびれたやつだ。 「……使うしかないか。」 洗剤でしっかり洗って、ティッシュで丁寧に拭いて、心を落ち着けて――いざ。 最初のひと口、意外と普通に食べられた。 あ、いけるな……と思ったのも束の間、2口目あたりでスプーンが「パキ」っといった。 亀裂が入った。僕のメンタルにも。 結局、最後までそのヒビ入りスプーンでなんとか完食したけど、 後輩に「……先輩、スプーンに負けそうな顔してますよ」って言われて、ちょっと笑ってしまった。 たまにある、そんな日。

「ナスはちょっと…苦手なんです」

2025年08月04日(月)14時
控え室で荷物を片づけていたら、出勤してきた女の子が小さな紙袋を持って現れた。

「ゆる助さーん、おすそ分けです。八百屋でいっぱいもらっちゃって」

中には艶のあるナスが数本。キレイに並んでる。



「うわ、ありがとうございます。でも……ナス、僕ちょっと苦手なんです」

って、思わず口が先に出てしまった。



一瞬、空気が止まる。

彼女はナスを見て、僕を見て、もう一度ナスを見てから、口元をゆるませた。



「え、え〜、見た目めっちゃナス食べそうなのに〜!」

「え、どういう見た目ですかそれ」



ちょうど隣で飲み物の補充をしていた子が聞きつけて加勢してくる。



「確かに、ナス味噌とかめっちゃ似合いますよね」

「なんか実家の台所っぽい味って感じの人ですよね」



なんかの雰囲気でそうなってるらしい。



「いやいや、食べるのは苦手なんです。皮のあの……噛んだときのキュッていう感じが」

「うわ、それわかるーって言いたいとこだけど、全然わからん」

「そもそもキュッってしてます? ナス」

「キュッとします。ちょっとだけ」

「ちょっとだけ、って……それでアウトなんですか」



なんだかんだと笑われつつ、別のスタッフが「じゃあ私もらっていいですか?」と手を挙げてくれて、ナスは無事引き取られていった。

袋が空になって、「助かった……」と心の中で思っていたら、渡してくれた女の子がニヤッとこっちを見て、



「次はピーマン攻めにしますね」



と言い残してロッカーへ向かった。

……苦手な野菜、あまり気軽に言わないほうがいいかもしれない。



その日の夜も、特に変わったことはなかったけど、

ああいう他愛のないやり取りがあるだけで、なんだか1日が少しあたたかくなる気がする。
控え室で荷物を片づけていたら、出勤してきた女の子が小さな紙袋を持って現れた。 「ゆる助さーん、おすそ分けです。八百屋でいっぱいもらっちゃって」 中には艶のあるナスが数本。キレイに並んでる。 「うわ、ありがとうございます。でも……ナス、僕ちょっと苦手なんです」 って、思わず口が先に出てしまった。 一瞬、空気が止まる。 彼女はナスを見て、僕を見て、もう一度ナスを見てから、口元をゆるませた。 「え、え〜、見た目めっちゃナス食べそうなのに〜!」 「え、どういう見た目ですかそれ」 ちょうど隣で飲み物の補充をしていた子が聞きつけて加勢してくる。 「確かに、ナス味噌とかめっちゃ似合いますよね」 「なんか実家の台所っぽい味って感じの人ですよね」 なんかの雰囲気でそうなってるらしい。 「いやいや、食べるのは苦手なんです。皮のあの……噛んだときのキュッていう感じが」 「うわ、それわかるーって言いたいとこだけど、全然わからん」 「そもそもキュッってしてます?ナス」 「キュッとします。ちょっとだけ」 「ちょっとだけ、って……それでアウトなんですか」 なんだかんだと笑われつつ、別のスタッフが「じゃあ私もらっていいですか?」と手を挙げてくれて、ナスは無事引き取られていった。 袋が空になって、「助かった……」と心の中で思っていたら、渡してくれた女の子がニヤッとこっちを見て、 「次はピーマン攻めにしますね」 と言い残してロッカーへ向かった。 ……苦手な野菜、あまり気軽に言わないほうがいいかもしれない。 その日の夜も、特に変わったことはなかったけど、 ああいう他愛のないやり取りがあるだけで、なんだか1日が少しあたたかくなる気がする。

エアコンと冷蔵庫の往復

2025年08月02日(土)13時
こんにちは🌞
あっという間に8月もスタートです!

「えっ、もう!?」って声がそこかしこから聞こえてきそうなスピードで、夏は駆け抜けていきますね。
みなさん、去年の夏は何か思い出に残ることがありましたか?

海!花火!かき氷!
…いや、エアコンと冷蔵庫の往復で終わりました、って人も少なくないハズ(笑)

そんなあなたへ!
今からでも遅くない、今年の夏をちょっぴり特別にする方法、あります!

それは…
【思い切ってお仕事、変えてみること!】

当店では、夏から新しい一歩を踏み出す方を応援中✨
未経験の方でも安心してスタートできる環境を整えています◎
しかも【完全自由シフト】【全額日払い】【即日体験OK】と、三拍子揃ってます♪

7月は思い出が作れなかった?
じゃあ、8月から作ればいいじゃない!
今から始める新しい毎日で、自分史に残る最高の夏、始めてみませんか?

ご応募お待ちしております🌻

「古い業務ノートの走り書きが、ちょっと沁みて、ちょっと笑えた日」

2025年08月01日(金)15時
今日は、いつものように出勤して、軽く業務をこなしたあと、
シフトの合間にロッカー横の備品棚を整理するよう指示が出た。

こういう裏仕事、なぜか私によく回ってくる。
まあ別に嫌じゃない。暑くないし、誰にも話しかけられないし、静かだし。
一人で黙々と作業するの、嫌いじゃない。


で、棚の一番下の段に、ちょっと古びた段ボール箱を発見。
手書きで「旧記録」って書かれてる。でも名前も日付もなし。

こういうのを見つけると、なぜかそっと開けたくなるのは、人間の性だろうか。
中には、分厚い紙ファイルが数冊。

手に取ってみると、業務日誌だった。日付は2012年とか2013年とか。

もう10年以上前か…。


パラパラめくってみると、内容はいたって真面目だった。

「シフトB 客入り20名、特記なし」

「備品:洗剤ボトル残3本、次回発注注意」

「給湯室のドアノブ、少し緩んでます」

こういう実務メモを、昔は全部手書きで残してたのかと思うと、
いまのデジタル管理のありがたさをしみじみ感じる。…が。

端っこのメモ欄や空白スペースには、どう見ても“脱線”としか思えないコメントがちょいちょい書いてある。


たとえば、ある日付のページにはこう。

「控室の冷蔵庫、ナタデココが3日間放置。誰も手を出さない不人気ぶりに同情。」

別の日には、

「在庫棚の奥で謎の乾いたパンケーキ発見。備考:化石化。」

またある日は、

「本日、自販機のブラックコーヒー売り切れ。Kさんが朝から3本買ってた模様。中毒の疑いあり。」

…なんだこれは。真面目なのかふざけてるのか、わからない。
けど、笑ってしまった。声には出さなかったが、明らかに顔が緩んだのが自分でもわかった。


手書きの文字は人によって違っていて、雑な字もあれば、やたら丸文字な人もいた。
ふと、「この人たち、今は何してるんだろうな」と思う。

直接会ったこともない誰かが、その日その瞬間に見たこと、考えたことを、こんなふうにメモして残してくれていた。

それを10年以上経った今、自分が読んで笑っている。

不思議な繋がりだと思った。


少しだけ整理作業の手が止まって、
私はそのノートの1ページをそっと閉じた。

ちゃんと仕事して、ちゃんと笑ってた誰かたち。
その温度が、古い紙からじわっと伝わってきた。

…ちなみにナタデココの話、地味に気になったので、
今日の帰り道、コンビニで買って食べてみた。
うん。…まあ、好みは分かれるかも。
今日は、いつものように出勤して、軽く業務をこなしたあと、 シフトの合間にロッカー横の備品棚を整理するよう指示が出た。 こういう裏仕事、なぜか私によく回ってくる。 まあ別に嫌じゃない。暑くないし、誰にも話しかけられないし、静かだし。 一人で黙々と作業するの、嫌いじゃない。 で、棚の一番下の段に、ちょっと古びた段ボール箱を発見。 手書きで「旧記録」って書かれてる。でも名前も日付もなし。 こういうのを見つけると、なぜかそっと開けたくなるのは、人間の性だろうか。 中には、分厚い紙ファイルが数冊。 手に取ってみると、業務日誌だった。日付は2012年とか2013年とか。 もう10年以上前か…。 パラパラめくってみると、内容はいたって真面目だった。 「シフトB客入り20名、特記なし」 「備品:洗剤ボトル残3本、次回発注注意」 「給湯室のドアノブ、少し緩んでます」 こういう実務メモを、昔は全部手書きで残してたのかと思うと、 いまのデジタル管理のありがたさをしみじみ感じる。…が。 端っこのメモ欄や空白スペースには、どう見ても“脱線”としか思えないコメントがちょいちょい書いてある。 たとえば、ある日付のページにはこう。 「控室の冷蔵庫、ナタデココが3日間放置。誰も手を出さない不人気ぶりに同情。」 別の日には、 「在庫棚の奥で謎の乾いたパンケーキ発見。備考:化石化。」 またある日は、 「本日、自販機のブラックコーヒー売り切れ。Kさんが朝から3本買ってた模様。中毒の疑いあり。」 …なんだこれは。真面目なのかふざけてるのか、わからない。 けど、笑ってしまった。声には出さなかったが、明らかに顔が緩んだのが自分でもわかった。 手書きの文字は人によって違っていて、雑な字もあれば、やたら丸文字な人もいた。 ふと、「この人たち、今は何してるんだろうな」と思う。 直接会ったこともない誰かが、その日その瞬間に見たこと、考えたことを、こんなふうにメモして残してくれていた。 それを10年以上経った今、自分が読んで笑っている。 不思議な繋がりだと思った。 少しだけ整理作業の手が止まって、 私はそのノートの1ページをそっと閉じた。 ちゃんと仕事して、ちゃんと笑ってた誰かたち。 その温度が、古い紙からじわっと伝わってきた。 …ちなみにナタデココの話、地味に気になったので、 今日の帰り道、コンビニで買って食べてみた。 うん。…まあ、好みは分かれるかも。

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