おはようございます！ダルマです！
最近ようやく『タコピーの原罪』を全話読み終わりました！

読み進めている間ずっと胸がざわつくような感覚があったんですが、最後まで読んでみてもやっぱりスッキリとはしない、何とも言えないモヤモヤが残る終わり方でした(笑)

ただ、そのモヤモヤもこの作品らしさなんですよね。
綺麗に片付けず、読者に考える余白を残してくれるからこそ、登場人物の感情や選択がよりリアルに感じられるし、現実の人間関係や社会問題とも地続きに思えてくる。

結末そのものよりも、そこに至る過程で描かれた「優しさ」「弱さ」「すれ違い」の積み重ねが心にずっと残ります。

気付いたら、あのシーンやあのセリフを思い返しては「もし違う選択をしていたら…」なんて考えてしまう自分がいて、それこそがこの作品の魔力なんだと思います。

いやぁ…読了後も頭から離れない漫画って、久しぶりです。