店長ブログ (100件)
皆様こんにちは!!
2025年08月30日(土)15時

当店HPご覧の皆様こんにちは!!
ブログを読んでいただきありがとうございます!!!
スタッフDです!!
今日はめちゃくちゃ暑いですね、、、
ちらっと聞いた話ですが、
39℃まで上がるらしいです、、、
熱中症にはくれぐれもお気をつけて
お過ごしくださいm(__)m
昨日は僕の大好きな
埼玉西武ライオンズに所属していた、
松坂大輔投手の引退試合の写真を
使わせて頂きましたが、
今日は我が家のかわいい子たちを
使わせて頂こうと思います(笑)
ではでは昨日の続き入社初日編
を書かせて頂きたいと思います。👏👏👏
なんのこと??と思った方は
昨日のブログを読んでいただけたらと思います。
昨日も書かせていただきましたが、
僕は業界未経験、
遊んだこともあまりなく入社したので、
勝手なイメージがありました。
「怖い人がいたらどうしよう、、、」
「暴力的な人がいたらどうしよう、、、」
「未経験でやっていけるのだろうか、、、」
等々とにかく通勤途中は
不安でいっぱいでした。
初日の僕の課題は
「とにかく会った人全員にあいさつすること」
会った人全員に挨拶をし、
会話も多少あったのですが、
とても優しい人たちで
「入社できてよかったな」
「この人たちとならやっていける気がする!」
「この人たちと一緒に仕事がしたい!!」
そう思えた初日でした。
結論、入社してよかったですし、
とても楽しくお仕事させて頂いてます!
出勤途中思っていた世界とは真逆でした(笑)
今回はここらへんにして、
次回は実際業務して思ったことを
書かせて頂けたらと思います。
皆様良い土曜日をお過ごしくださいm(__)m
ブログを読んでいただきありがとうございます!!!
スタッフDです!!
今日はめちゃくちゃ暑いですね、、、
ちらっと聞いた話ですが、
39℃まで上がるらしいです、、、
熱中症にはくれぐれもお気をつけて
お過ごしくださいm(__)m
昨日は僕の大好きな
埼玉西武ライオンズに所属していた、
松坂大輔投手の引退試合の写真を
使わせて頂きましたが、
今日は我が家のかわいい子たちを
使わせて頂こうと思います(笑)
ではでは昨日の続き入社初日編
を書かせて頂きたいと思います。👏👏👏
なんのこと??と思った方は
昨日のブログを読んでいただけたらと思います。
昨日も書かせていただきましたが、
僕は業界未経験、
遊んだこともあまりなく入社したので、
勝手なイメージがありました。
「怖い人がいたらどうしよう、、、」
「暴力的な人がいたらどうしよう、、、」
「未経験でやっていけるのだろうか、、、」
等々とにかく通勤途中は
不安でいっぱいでした。
初日の僕の課題は
「とにかく会った人全員にあいさつすること」
会った人全員に挨拶をし、
会話も多少あったのですが、
とても優しい人たちで
「入社できてよかったな」
「この人たちとならやっていける気がする!」
「この人たちと一緒に仕事がしたい!!」
そう思えた初日でした。
結論、入社してよかったですし、
とても楽しくお仕事させて頂いてます!
出勤途中思っていた世界とは真逆でした(笑)
今回はここらへんにして、
次回は実際業務して思ったことを
書かせて頂けたらと思います。
皆様良い土曜日をお過ごしくださいm(__)m
初めまして!!!
2025年08月29日(金)18時

当店のHPご覧の皆様こんばんは!そして初めまして!!
今月半ばに入社しましたスタッフDと申します!!
かわいいものと野球が大好きな20代半ば男子です!!
自己紹介はここら辺にしておきまして、
今回は風俗業界未経験かつ遊んだこともあまりない
ちょーーーーー純粋な僕が入社して
思ったことを何点か皆様にお話しできたらと思います。
別の場所で面接していただいたのと
春日部に足を踏み入れたこともなかったので、
どんな場所なのか、どんな先輩方なのか等
何もわかりませんでした。
昔から大きな行事の前日は
夜から鼻血がとまらなくなるくらい
緊張するタイプの人間なのですが、
特に何もなく眠りにつけました(笑)
いざ当日電車に乗り春日部で降り出勤すると
出てきたのはとても優しそうな方でした。
今月半ばに入社しましたスタッフDと申します!!
かわいいものと野球が大好きな20代半ば男子です!!
自己紹介はここら辺にしておきまして、
今回は風俗業界未経験かつ遊んだこともあまりない
ちょーーーーー純粋な僕が入社して
思ったことを何点か皆様にお話しできたらと思います。
別の場所で面接していただいたのと
春日部に足を踏み入れたこともなかったので、
どんな場所なのか、どんな先輩方なのか等
何もわかりませんでした。
昔から大きな行事の前日は
夜から鼻血がとまらなくなるくらい
緊張するタイプの人間なのですが、
特に何もなく眠りにつけました(笑)
いざ当日電車に乗り春日部で降り出勤すると
出てきたのはとても優しそうな方でした。
怖い人がいたらどうしよう、、、、正直そう思ってました。
そんな心配が無駄だったくらい優しい方でした。
いざお仕事をしてみるとデリヘルのスタッフってこんな感じなんだあと
思うことがたくさんありました。
そんな心配が無駄だったくらい優しい方でした。
いざお仕事をしてみるとデリヘルのスタッフってこんな感じなんだあと
思うことがたくさんありました。
それはまた次回のお楽しみと言う事で、、、!!
では皆さん良い週末をお過ごしください。
「名前の呼び間違い」
2025年08月28日(木)17時

午後の事務所。
仕事を終えて戻ってきた女の子が、待機所から精算のために事務所に顔を出した。
「お疲れさまでした」
ゆる助は笑顔で迎え、机の上で金額を確認しながら手渡しの準備をする。
「今日もお疲れさまでした、……あれ?」
声に詰まったゆる助は、思わずメモを見直す。
ついさっきまで別の子の精算をしていたせいで、名前を呼び間違えそうになったのだ。
女の子はすかさず笑顔でツッコミを入れる。
「えー、私そんな名前でしたっけ?」
「す、すみません!完全に頭の中で混線しておりました」
耳を赤くしながら深々と頭を下げるゆる助。
「まあまあ、いいですよ。そうやって間違えられると逆に愛着わきますし」
「そ、そうなんですか? ……なら、次は間違えないようにもっと気をつけますね」
女の子は受け取った後、にこっと笑って付け足した。
「でも、ゆる助さんに間違われたらあんまり嫌な気はしないんですよね」
「……そう言っていただけると、本当に救われます」
やり取りを横で聞いていた先輩スタッフが笑いながら一言。
「お前は“間違えても怒られない”特殊スキル持ってるな」
「いや…それはありがたいことですが、できればスキルに頼らない方向で努力します」
その真面目な返しにまた笑いが広がり、事務所はほんのり柔らかな空気に包まれた。
仕事を終えて戻ってきた女の子が、待機所から精算のために事務所に顔を出した。
「お疲れさまでした」
ゆる助は笑顔で迎え、机の上で金額を確認しながら手渡しの準備をする。
「今日もお疲れさまでした、……あれ?」
声に詰まったゆる助は、思わずメモを見直す。
ついさっきまで別の子の精算をしていたせいで、名前を呼び間違えそうになったのだ。
女の子はすかさず笑顔でツッコミを入れる。
「えー、私そんな名前でしたっけ?」
「す、すみません!完全に頭の中で混線しておりました」
耳を赤くしながら深々と頭を下げるゆる助。
「まあまあ、いいですよ。そうやって間違えられると逆に愛着わきますし」
「そ、そうなんですか? ……なら、次は間違えないようにもっと気をつけますね」
女の子は受け取った後、にこっと笑って付け足した。
「でも、ゆる助さんに間違われたらあんまり嫌な気はしないんですよね」
「……そう言っていただけると、本当に救われます」
やり取りを横で聞いていた先輩スタッフが笑いながら一言。
「お前は“間違えても怒られない”特殊スキル持ってるな」
「いや…それはありがたいことですが、できればスキルに頼らない方向で努力します」
その真面目な返しにまた笑いが広がり、事務所はほんのり柔らかな空気に包まれた。
「ちょっとした世間話」
2025年08月27日(水)17時

「ちょっとした世間話」
夕方の事務所。
電話が鳴り、ゆる助が受話器を取る。
「はい、○○店でございます。…はい、△△ホテルですね。お時間は19時で承りました」
いつものように落ち着いた声で、予約をスムーズに進めていく。
すべて確認を終えたところで、お客様がふいに笑いながら言った。
「電話の声が落ち着いてて、アナウンサーみたいだね」
「えっ、そ、そうでしょうか。そんな大したものではないですよ」
耳が少し赤くなるのを隠すように、メモ用紙を整えるゆる助。
「いや、こっちがちょっと緊張してたけど、声聞いてたら安心したよ」
「そう言っていただけると光栄です。電話だけでも安心感を持っていただけたなら、今日一日の疲れも報われますね」
お客様がクスッと笑う。
「ほんと真面目だね。次電話したときもお願いね」
「ありがとうございます。はい、次回もぜひ安心してお電話ください」
通話を切ったあと、横でやり取りを聞いていた先輩がにやにやしながら言う。
「お前、ほんまに“声で接客する男”やな」
「いや…そんな格好いいものじゃないです。僕はただ…ちゃんと伝えようとしてるだけで…」
照れながらも真面目に返すゆる助に、先輩は笑い、事務所全体が少し温かい空気に包まれた。
夕方の事務所。
電話が鳴り、ゆる助が受話器を取る。
「はい、○○店でございます。…はい、△△ホテルですね。お時間は19時で承りました」
いつものように落ち着いた声で、予約をスムーズに進めていく。
すべて確認を終えたところで、お客様がふいに笑いながら言った。
「電話の声が落ち着いてて、アナウンサーみたいだね」
「えっ、そ、そうでしょうか。そんな大したものではないですよ」
耳が少し赤くなるのを隠すように、メモ用紙を整えるゆる助。
「いや、こっちがちょっと緊張してたけど、声聞いてたら安心したよ」
「そう言っていただけると光栄です。電話だけでも安心感を持っていただけたなら、今日一日の疲れも報われますね」
お客様がクスッと笑う。
「ほんと真面目だね。次電話したときもお願いね」
「ありがとうございます。はい、次回もぜひ安心してお電話ください」
通話を切ったあと、横でやり取りを聞いていた先輩がにやにやしながら言う。
「お前、ほんまに“声で接客する男”やな」
「いや…そんな格好いいものじゃないです。僕はただ…ちゃんと伝えようとしてるだけで…」
照れながらも真面目に返すゆる助に、先輩は笑い、事務所全体が少し温かい空気に包まれた。
「おやつの分けっこ」
2025年08月26日(火)16時

午後の事務所。
電話対応と入力作業がひと段落し、ちょっと落ち着いた時間が流れていた。
ゆる助は背筋を伸ばして小さく伸びをすると、引き出しから自分用に買っておいたビスケットを取り出した。
「よし、糖分補給ですね」
ひとりごとを小声でつぶやきながら袋を開ける。
その瞬間、カランと机の上にビスケットが一枚転がり、先輩スタッフの書類の上にコロンと乗った。
先輩がちらりと顔を上げて、「……お、差し入れか?」とニヤリ。
「あっ、す、すみません! すぐに拭きますね」
慌てて拾い上げようとするゆる助に、先輩は首を振った。
「いや、このままもらっとくわ。頑張ったご褒美ってことで」
さらにもう一人のスタッフが「ずるい!俺も欲しい」と声を上げ、気づけば袋の中をみんなで覗き込んでいた。
ゆる助は少し困ったように笑いながら、「じゃあ、分けますね」と一人一人に手渡していく。
「ゆる助のおやつタイム、事務所全員に公開されるんやな」
「……まあ、結果的にそうなりましたね」
照れ笑いしながら頭をかくゆる助。
そのあとの作業は、不思議と軽やかだった。
甘いビスケットの味よりも、なんとなく温かい空気が事務所全体を満たしていたからだ。
電話対応と入力作業がひと段落し、ちょっと落ち着いた時間が流れていた。
ゆる助は背筋を伸ばして小さく伸びをすると、引き出しから自分用に買っておいたビスケットを取り出した。
「よし、糖分補給ですね」
ひとりごとを小声でつぶやきながら袋を開ける。
その瞬間、カランと机の上にビスケットが一枚転がり、先輩スタッフの書類の上にコロンと乗った。
先輩がちらりと顔を上げて、「……お、差し入れか?」とニヤリ。
「あっ、す、すみません! すぐに拭きますね」
慌てて拾い上げようとするゆる助に、先輩は首を振った。
「いや、このままもらっとくわ。頑張ったご褒美ってことで」
さらにもう一人のスタッフが「ずるい!俺も欲しい」と声を上げ、気づけば袋の中をみんなで覗き込んでいた。
ゆる助は少し困ったように笑いながら、「じゃあ、分けますね」と一人一人に手渡していく。
「ゆる助のおやつタイム、事務所全員に公開されるんやな」
「……まあ、結果的にそうなりましたね」
照れ笑いしながら頭をかくゆる助。
そのあとの作業は、不思議と軽やかだった。
甘いビスケットの味よりも、なんとなく温かい空気が事務所全体を満たしていたからだ。
フューチャー・トゥ・ザ・バック:第4話「消えたエプロン」
2025年08月25日(月)20時

スーパーの休憩室。
油まみれのパンツ姿で寝落ちしていたマー・ティンが、目を覚ます。
マー・ティン:「……エプロンが、ねぇ!!」
ドグ:「ティンちゃん、洗濯機にも入ってないよー!」
コメカミ:「エプロンは戦士の鎧。それを失うとは大失態でござる!」
店長が入ってくる。
店長:「おいティン!エプロンどこやった!今日のシフト、裸エプロン禁止だからな!」
マー・ティン:「いや、裸ですらないんですけど!?」
魚売り場のパートさんが耳打ちする。
パート:「さっき、惣菜コーナーの冷蔵庫に“歩いて入るエプロン”を見たのよ」
マー・ティン:「歩いて……入る?」
コメカミ:「妖怪・布きれ徘徊……新手の敵でござるか」
ドグ:「おばけかなぁ?」
冷蔵庫を開けた瞬間――
マー・ティンのエプロンが、勝手に動いて飛び出してきた!
エプロン:「……未来に帰らねばならぬ……」
マー・ティン:「しゃべったーー!?しかも渋い声!!」
どうやら、未来マー・ティンの“飲みすぎたビール”のせいで、エプロンにタイムパワーが染み込み、擬人化してしまったらしい。
惣菜売り場 → 鮮魚コーナー → 精肉売り場と、逃げるエプロンを追うマー・ティン。
周囲の客は騒然。
子供:「ママー!エプロンが走ってるー!」
母親:「見ちゃダメ!」
マー・ティン:「待てエプロン!俺なしで未来に行く気か!?」
エプロン:「……お前にはパンツがあるだろう……」
惣菜コーナーのフライヤー前で、ついに追い詰める。
マー・ティン:「戻ってこい!お前がいないと、俺、クレームすら受けられないんだ!」
エプロン:「……未来を変えるのは、お前自身だ」
そう言い残し、エプロンはタイムスリップの光に包まれて消えてしまった。
パンツ一丁のまま、呆然と立ち尽くすマー・ティン。
店長:「……もう裸エプロンすら叶わんのか……」
マー・ティン:「……俺の未来、どんだけ服に縁がねぇんだよ……」
ドグ:「ティンちゃん、がんばったねー!」
コメカミ:「次に失うのは……たぶん靴下でござるな」
ナレーション:「こうして“歩くエプロン事件”は幕を閉じた。しかし、この出来事が未来の大惨事につながるとは、まだ知る由もなかった――」
第5話「スーパーに忍び寄る影!」
──惣菜売り場に潜む“謎の黒ずくめの客”。
彼の正体は、マー・ティンの未来を根底から揺るがす存在だった!?
「クレームどころじゃねぇ!スーパーが……消える!?」
次回、スーパータイムパラドックス、開幕!!
油まみれのパンツ姿で寝落ちしていたマー・ティンが、目を覚ます。
マー・ティン:「……エプロンが、ねぇ!!」
ドグ:「ティンちゃん、洗濯機にも入ってないよー!」
コメカミ:「エプロンは戦士の鎧。それを失うとは大失態でござる!」
店長が入ってくる。
店長:「おいティン!エプロンどこやった!今日のシフト、裸エプロン禁止だからな!」
マー・ティン:「いや、裸ですらないんですけど!?」
魚売り場のパートさんが耳打ちする。
パート:「さっき、惣菜コーナーの冷蔵庫に“歩いて入るエプロン”を見たのよ」
マー・ティン:「歩いて……入る?」
コメカミ:「妖怪・布きれ徘徊……新手の敵でござるか」
ドグ:「おばけかなぁ?」
冷蔵庫を開けた瞬間――
マー・ティンのエプロンが、勝手に動いて飛び出してきた!
エプロン:「……未来に帰らねばならぬ……」
マー・ティン:「しゃべったーー!?しかも渋い声!!」
どうやら、未来マー・ティンの“飲みすぎたビール”のせいで、エプロンにタイムパワーが染み込み、擬人化してしまったらしい。
惣菜売り場 → 鮮魚コーナー → 精肉売り場と、逃げるエプロンを追うマー・ティン。
周囲の客は騒然。
子供:「ママー!エプロンが走ってるー!」
母親:「見ちゃダメ!」
マー・ティン:「待てエプロン!俺なしで未来に行く気か!?」
エプロン:「……お前にはパンツがあるだろう……」
惣菜コーナーのフライヤー前で、ついに追い詰める。
マー・ティン:「戻ってこい!お前がいないと、俺、クレームすら受けられないんだ!」
エプロン:「……未来を変えるのは、お前自身だ」
そう言い残し、エプロンはタイムスリップの光に包まれて消えてしまった。
パンツ一丁のまま、呆然と立ち尽くすマー・ティン。
店長:「……もう裸エプロンすら叶わんのか……」
マー・ティン:「……俺の未来、どんだけ服に縁がねぇんだよ……」
ドグ:「ティンちゃん、がんばったねー!」
コメカミ:「次に失うのは……たぶん靴下でござるな」
ナレーション:「こうして“歩くエプロン事件”は幕を閉じた。しかし、この出来事が未来の大惨事につながるとは、まだ知る由もなかった――」
第5話「スーパーに忍び寄る影!」
──惣菜売り場に潜む“謎の黒ずくめの客”。
彼の正体は、マー・ティンの未来を根底から揺るがす存在だった!?
「クレームどころじゃねぇ!スーパーが……消える!?」
次回、スーパータイムパラドックス、開幕!!
「洗濯機との戦い」
2025年08月24日(日)15時

休日の午前。
窓を開けると、少しひんやりした風と、近所の子どもの声が入ってきた。
ゆる助は腕を伸ばし、大きく一度あくびをすると、リビングの隅に積まれた洗濯物の山をじっと見つめる。
「……今日は、これをやっつける日ですね」
ひとり言は人前よりも少し柔らかい調子。けれど語尾だけは、どこか“きっちりした敬語”のクセが抜けない。
Tシャツやタオルをまとめて抱え、洗濯機に放り込む。
スイッチを押して回り始める音を確認すると、コーヒーを淹れてソファに腰を下ろした。
「よし、これでしばらくは僕の時間です」
テレビをぼんやりつけながら、買い物メモに「牛乳・パン・卵」と書き足す。
(今日の夕飯は…焼きそばでいいかな…いや、野菜炒めにするか…)
独り言は小さな呟きに変わり、休日の部屋には穏やかな空気が流れた。
――しかし30分後。
「ピーピーピー」と洗濯機の音が鳴る。
コーヒーカップをテーブルに置き、ゆる助は立ち上がる。
「はい、お疲れさまでした」
思わず洗濯機にまで丁寧に声をかけてから、フタを開ける。
……と、目に飛び込んできたのは、濡れた財布。
「あ、ああぁぁぁ……これは完全にやらかしましたね」
ズボンのポケットを確認しなかった自分を思い出し、両手で顔を覆う。
取り出した財布の中からは、ふやけたレシートが数枚。
「昨日のコンビニ、何買ったかもう読めませんね…」
小銭は洗濯槽の底でカランと転がり、紙幣はかろうじて形を保っていた。
真剣な顔で一枚ずつカードやお札を拭きながら、つぶやく。
「まぁ…財布もたまには丸洗いしてスッキリしたと思えば…前向きです」
自分に言い聞かせるように笑うと、少しだけ気持ちが軽くなった。
午後。
ベランダにはシャツやタオルと一緒に、洗濯ばさみで吊るされた黒い財布が。
近所の人が見れば「何を干してるんだろう?」と思うに違いない。
だが、ゆる助にとっては「ちゃんと乾けばそれで良い」。
夕方、ベランダの財布を見上げて、ゆる助は小さくつぶやいた。
「次からは…“ポケットの中身確認”を、作業工程に追加ですね」
窓を開けると、少しひんやりした風と、近所の子どもの声が入ってきた。
ゆる助は腕を伸ばし、大きく一度あくびをすると、リビングの隅に積まれた洗濯物の山をじっと見つめる。
「……今日は、これをやっつける日ですね」
ひとり言は人前よりも少し柔らかい調子。けれど語尾だけは、どこか“きっちりした敬語”のクセが抜けない。
Tシャツやタオルをまとめて抱え、洗濯機に放り込む。
スイッチを押して回り始める音を確認すると、コーヒーを淹れてソファに腰を下ろした。
「よし、これでしばらくは僕の時間です」
テレビをぼんやりつけながら、買い物メモに「牛乳・パン・卵」と書き足す。
(今日の夕飯は…焼きそばでいいかな…いや、野菜炒めにするか…)
独り言は小さな呟きに変わり、休日の部屋には穏やかな空気が流れた。
――しかし30分後。
「ピーピーピー」と洗濯機の音が鳴る。
コーヒーカップをテーブルに置き、ゆる助は立ち上がる。
「はい、お疲れさまでした」
思わず洗濯機にまで丁寧に声をかけてから、フタを開ける。
……と、目に飛び込んできたのは、濡れた財布。
「あ、ああぁぁぁ……これは完全にやらかしましたね」
ズボンのポケットを確認しなかった自分を思い出し、両手で顔を覆う。
取り出した財布の中からは、ふやけたレシートが数枚。
「昨日のコンビニ、何買ったかもう読めませんね…」
小銭は洗濯槽の底でカランと転がり、紙幣はかろうじて形を保っていた。
真剣な顔で一枚ずつカードやお札を拭きながら、つぶやく。
「まぁ…財布もたまには丸洗いしてスッキリしたと思えば…前向きです」
自分に言い聞かせるように笑うと、少しだけ気持ちが軽くなった。
午後。
ベランダにはシャツやタオルと一緒に、洗濯ばさみで吊るされた黒い財布が。
近所の人が見れば「何を干してるんだろう?」と思うに違いない。
だが、ゆる助にとっては「ちゃんと乾けばそれで良い」。
夕方、ベランダの財布を見上げて、ゆる助は小さくつぶやいた。
「次からは…“ポケットの中身確認”を、作業工程に追加ですね」
「敬語の行き先」
2025年08月21日(木)20時

夕方の事務所。
電話対応を終えたばかりのゆる助は、机の上で書類を整えていた。
「はい、19時に△△ホテルで承ります。ありがとうございます」
電話を切る瞬間まで、姿勢はまっすぐで声も丁寧。
受話器を置くと、ふぅっと小さく息を吐き、ほんのり表情を緩めた。
そのとき――カラン、と事務所のドアベルが鳴る。
宅配便のお兄さんが段ボールを抱えて立っていた。
「お届け物でーす!」
ゆる助は反射的に立ち上がり、胸を張って答えた。
「はい、△△ホテルで承ります!」
……一瞬の沈黙。
宅配のお兄さんが「え?」と首をかしげ、段ボールを持ち直す。
横で書類を見ていた先輩スタッフは吹き出しそうになり、肩を揺らしている。
ゆる助は自分の口から出た言葉に気づき、耳まで赤くなった。
「あっ、す、すみません! えっと…ありがとうございます!」
深々とお辞儀をして段ボールを受け取る。
荷物を机に置くと、先輩がニヤリと笑って言った。
「お前、仕事熱心すぎて、宅配便まで予約取りそうやな」
「いや…その、完全に電話モードが残ってて…」
「次来たら“2時間コースでお願いします”とか言うんちゃうか」
その場にいたスタッフ全員が笑い、事務所は一気に和やかな空気に包まれた。
ゆる助は頭をかきながら「次こそは間違えないようにします」と真顔で宣言したが、
その表情がまた面白くて、先輩たちはさらに笑いをこらえきれなかった。
夜の業務が始まる前のちょっとした出来事。
小さな笑いのおかげで、事務所の空気は軽く、心なしか仕事もスムーズに進んだのだった。
電話対応を終えたばかりのゆる助は、机の上で書類を整えていた。
「はい、19時に△△ホテルで承ります。ありがとうございます」
電話を切る瞬間まで、姿勢はまっすぐで声も丁寧。
受話器を置くと、ふぅっと小さく息を吐き、ほんのり表情を緩めた。
そのとき――カラン、と事務所のドアベルが鳴る。
宅配便のお兄さんが段ボールを抱えて立っていた。
「お届け物でーす!」
ゆる助は反射的に立ち上がり、胸を張って答えた。
「はい、△△ホテルで承ります!」
……一瞬の沈黙。
宅配のお兄さんが「え?」と首をかしげ、段ボールを持ち直す。
横で書類を見ていた先輩スタッフは吹き出しそうになり、肩を揺らしている。
ゆる助は自分の口から出た言葉に気づき、耳まで赤くなった。
「あっ、す、すみません! えっと…ありがとうございます!」
深々とお辞儀をして段ボールを受け取る。
荷物を机に置くと、先輩がニヤリと笑って言った。
「お前、仕事熱心すぎて、宅配便まで予約取りそうやな」
「いや…その、完全に電話モードが残ってて…」
「次来たら“2時間コースでお願いします”とか言うんちゃうか」
その場にいたスタッフ全員が笑い、事務所は一気に和やかな空気に包まれた。
ゆる助は頭をかきながら「次こそは間違えないようにします」と真顔で宣言したが、
その表情がまた面白くて、先輩たちはさらに笑いをこらえきれなかった。
夜の業務が始まる前のちょっとした出来事。
小さな笑いのおかげで、事務所の空気は軽く、心なしか仕事もスムーズに進んだのだった。
「メモの迷子」
2025年08月20日(水)17時

夕方の事務所。
電話での予約を受けたゆる助は、ホテル名と時間をしっかり聞き取り、メモ用紙に書き込んだ。
「はい、では19時に△△ホテルでお待ちしております。ありがとうございます」
電話を切り、ほっと息をつく。
(よし、大丈夫だな…)
安心してパソコンに入力しようとしたが――机の上に置いたはずのメモが見当たらない。
「えっ…?」
慌てて引き出しを開けたり、キーボードの下を覗いたり、コピー用紙の束をめくったり。
ついには椅子から立ち上がり、床まで確認し始めるゆる助。
そこへ先輩スタッフが横目で見て、ニヤリと笑う。
「お前、何探してんの?」
「すみません…さっき書いた予約のメモが消えてしまって…」
先輩が指差したのは、ゆる助の左手。
そこには、しっかりと“△△ホテル 19:00”と書かれたメモが握りしめられていた。
「……あっ」
自分の手を見て、耳まで真っ赤になるゆる助。
「大事すぎて“手放せなかった”んやな」
先輩のひと言で、事務所に小さな笑い声が広がった。
電話での予約を受けたゆる助は、ホテル名と時間をしっかり聞き取り、メモ用紙に書き込んだ。
「はい、では19時に△△ホテルでお待ちしております。ありがとうございます」
電話を切り、ほっと息をつく。
(よし、大丈夫だな…)
安心してパソコンに入力しようとしたが――机の上に置いたはずのメモが見当たらない。
「えっ…?」
慌てて引き出しを開けたり、キーボードの下を覗いたり、コピー用紙の束をめくったり。
ついには椅子から立ち上がり、床まで確認し始めるゆる助。
そこへ先輩スタッフが横目で見て、ニヤリと笑う。
「お前、何探してんの?」
「すみません…さっき書いた予約のメモが消えてしまって…」
先輩が指差したのは、ゆる助の左手。
そこには、しっかりと“△△ホテル 19:00”と書かれたメモが握りしめられていた。
「……あっ」
自分の手を見て、耳まで真っ赤になるゆる助。
「大事すぎて“手放せなかった”んやな」
先輩のひと言で、事務所に小さな笑い声が広がった。
「スーパーでの攻防」
2025年08月19日(火)15時

日曜の夕方。
事務所は定休日。ゆる助は、Tシャツにスウェットというお馴染みの格好で、近所のスーパーへと歩いていた。
「今夜は…カレーでいいかな…いや、シチューもいいな…」
誰もいない道を歩きながら、ポツリポツリと独り言。
けれど、店の入口が見えてくると、表情を引き締めて歩き方も少し丁寧になる。人の前ではきちんと、が彼の習慣だ。
店内に入ると、買い物かごを手に真面目な顔で野菜売り場へ。
「失礼します」
カゴを持ったまま、買い物中の年配の女性に軽く会釈をして横を通る。
その後、にんじん・じゃがいも・玉ねぎをカゴへ入れると、再び独り言が漏れる。
「これで…カレーは形になるな。でも肉どうしようかな…鶏でいいか…」
精肉コーナーで鶏もも肉を手に取り、「よし」とうなずいた瞬間。
横にいた小さな男の子がじっとゆる助のかごを見て、思い切りのいい声を上げた。
「おじさん、それだけで夜ごはんなの?」
「えっ…」一瞬固まるゆる助。
慌てて笑顔を作り、「い、いえ。これに冷凍の唐揚げも足す予定でして」と真面目に答える。
男の子のお母さんが笑って「ごめんなさい、この子おしゃべりで」と頭を下げた。
「いえいえ、全然大丈夫です。むしろ、栄養チェックをしていただいた気分です」
深々と頭を下げるゆる助。
レジに並びながら、ふとカゴの中を見つめてまた小声。
「でも…やっぱりサラダくらいあった方がいいかな…」
レジ横のカット野菜を手に取り、そっと追加した。
帰り道。ビニール袋から覗くにんじんを見て、思わず笑みがこぼれる。
「にんじん、またプリンタに間違って出さないようにしないとな…」
誰もいない道に、ゆる助の独り言が静かに溶けていった。
事務所は定休日。ゆる助は、Tシャツにスウェットというお馴染みの格好で、近所のスーパーへと歩いていた。
「今夜は…カレーでいいかな…いや、シチューもいいな…」
誰もいない道を歩きながら、ポツリポツリと独り言。
けれど、店の入口が見えてくると、表情を引き締めて歩き方も少し丁寧になる。人の前ではきちんと、が彼の習慣だ。
店内に入ると、買い物かごを手に真面目な顔で野菜売り場へ。
「失礼します」
カゴを持ったまま、買い物中の年配の女性に軽く会釈をして横を通る。
その後、にんじん・じゃがいも・玉ねぎをカゴへ入れると、再び独り言が漏れる。
「これで…カレーは形になるな。でも肉どうしようかな…鶏でいいか…」
精肉コーナーで鶏もも肉を手に取り、「よし」とうなずいた瞬間。
横にいた小さな男の子がじっとゆる助のかごを見て、思い切りのいい声を上げた。
「おじさん、それだけで夜ごはんなの?」
「えっ…」一瞬固まるゆる助。
慌てて笑顔を作り、「い、いえ。これに冷凍の唐揚げも足す予定でして」と真面目に答える。
男の子のお母さんが笑って「ごめんなさい、この子おしゃべりで」と頭を下げた。
「いえいえ、全然大丈夫です。むしろ、栄養チェックをしていただいた気分です」
深々と頭を下げるゆる助。
レジに並びながら、ふとカゴの中を見つめてまた小声。
「でも…やっぱりサラダくらいあった方がいいかな…」
レジ横のカット野菜を手に取り、そっと追加した。
帰り道。ビニール袋から覗くにんじんを見て、思わず笑みがこぼれる。
「にんじん、またプリンタに間違って出さないようにしないとな…」
誰もいない道に、ゆる助の独り言が静かに溶けていった。